信州各地で小正月の行事「どんど焼き」が行われました。長野市篠ノ井塩崎長谷・越地区の長野県無形民俗文化財指定の伝統のどんど焼きは、高さ4mのわら人形「オスガタ」を正月飾りと一緒に燃やし、無病息災や五穀豊穣を祈ります。「オスガタ」は木とワラを使い長い腕を作り、ワラで作った男根を支える姿をし、男根の前にはこれもワラで作った女陰を添えています。子宝授受の願望の意味も込めながら、燃やすことにより厄を追い出す意味もあるようです。
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わら人形「オスガタ」
どんど焼き
繭玉(まゆだま)やお餅を持ち寄って
繭玉や餅を焼いて食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えがあります。